2022年にNHK「夜ドラ」枠で放送された『作りたい女と食べたい女』。
原作はゆざきさかおみさんの漫画で、現在4巻まで発売されています。
続編が制作・放送されるのは「夜ドラ」初ということで、期待が高まりますね。
キャストはシーズン1から引き続き、比嘉愛未さんと西野恵未さん。
シーズン2からは新たな登場人物が加わって、にぎやかになりますね。
コミックは5巻が2024年2月15日と発売間近。
話題が絶えない作品ですね。
この記事では『作りたい女と食べたい女』通称「つくたべ」の見どころを紹介したいと思います。
ゆざきさかおみ『作りたい女と食べたい女』の概要は?
『作りたい女と食べたい女』はもともと、作者のゆざきさかおみがTwitter(現在のX)やpixivに発表していた漫画です。
30万「いいね」が付くなどで注目され、2021年からKADOKAWAのコミック配信サイトにて連載されるようになりました。
シリーズ累計発行部数は65万部を突破。
SNS発のコミックとしてはかなりの成功ですね。
ゆざきさかおみ『作りたい女と食べたい女』のあらすじ
野本ユキは独身女性で一人暮らし。
契約社員として働いています。
料理が大好きでSNSでは料理アカウントを持っているほどですが、自分自身は小食。
大量の食事を作りたいと思っても食べてくれる人がいない状態ですから、自分の食べる分だけをせっせと作っています。
趣味と実益をかねてお弁当を作っても、会社の同僚から「いいお母さんになるな」と「全部男のため」のように言われる風潮にわだかまりを感じています。
ある日、同じマンションに住む女性が大量のフライドチキンを持っているところに行き会い、「パーティーですか?」と尋ねると「一人で食べる」との答え。
女性の名前は春日十々子(かすが ととこ)。
とても体格の良い人で、こちらも独身で一人暮らしです。
一度にあんなにたくさんのフライドチキンを食べられる人であれば、私が作ったデカ盛り料理も食べてくれるかも。
野本ユキは、そんな思惑から春日十々子を夕食に誘います。
料理を作りたい人、たくさん食べたい人―。
お互いの「欲求」が合致したふたりは交流を始めますが…。
料理のレシピに加え、「食」にまつわるあれこれ、女性の生きづらさ、家庭のあり方まで考えさせられる作品です。
ドラマ『作りたい女と食べたい女』シーズン2の見どころは?
食べ物を介してであった野本ユキと春日十々子。
育った環境など深く知るにつれ、いつしかふたりの間に別の感情が生まれます。
春日十々子が育った環境が想像以上にディープで、ここは今シーズンの見せ場になりそう。
新しくマンションに越してきた南雲さん、野本ユキのSNS友達など新たなキャラクターが加わり、話が進んでいきます。
女性同士の恋愛、いわゆる百合要素が強くなりますが、不器用なふたりが少しずつ距離を縮めていく様子がほほえましくて応援したくなります。
「家族と一緒に見られないのでは?」という心配は必要なし。
NHKですからね。
原作もほんわか、上品に話が進みます。
新しいキャラクターで会食恐怖症の女性 南雲世奈を藤吉夏鈴さん、野本ユキのSNS友達である矢子可菜芽をともさかりえさんが演じます。
ともさかりえさんはイメージがぴったりで、期待大ですね。
まとめ
NHKで1月29日から始まる『作りたい女と食べたい女』シーズン2。
新たな登場人物が加わり、さらに深い話に進んでいきます。
春日十々子の過去、ふたりのこれからなど、目が離せませんね。