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【Netflixで評判】鈴木京香さんの経歴とおすすめ3作品!

Netflix配信中のドラマ『御手洗家、炎上する』で御手洗真希子を演じ、注目されている女優の鈴木京香さん。

永野芽郁さん、恒松祐里さん、小西桜子さんら若手女優と火花を散らすパワー、色あせない美貌が話題を呼んでいます。

いったい、どういう女優さん?

どんな作品に出ているの?

この記事ではそんな疑問にお答えします。

鈴木京香さんは、実は今までに何度もイメージチェンジを繰り返してきた、たくましい女優。

彼女の経歴からおさらいしてみましょう。

目次

鈴木京香さんのプロフィール

1968年5月31日宮城県生まれ。

本名は芸名と同じ、鈴木京香。

大学時代にモデル活動を開始。

1988年 カネボウ水着キャンペーンガール全国大会に進出。

1989年 『愛と平成の色男』で映画デビュー。

1990年 大河ドラマ『翔ぶが如く』で和宮役。

1991年 NHK連続テレビ小説『君の名は』で主演。

1995年 三谷幸喜脚本のドラマ『王様のレストラン』で三条政子を演じる。

1998年 井上由美子脚本『きらきらひかる』で杉裕里子役。

1999年 映画『39 刑法第三十九条』でブルーリボン賞を受賞。

2004年 大河ドラマ『新選組!』でお梅役。

2010年 大石静脚本『セカンドバージン』。年下の男性と不倫関係におちいる出版プロデューサーを演じ、大ヒット。

以後、時代劇から現代物、シリアスからコメディまで幅広く活躍しています。

鈴木京香さん出演のおすすめ作品3選

フジテレビドラマ『きらきらひかる』(1998年)

郷田マモラの同名漫画を元に『白い巨塔』『緊急取調室』の井上由美子が脚本。

女性監察医を主人公にしたヒューマンドラマです。

鈴木京香さんが演じたのはドラマオリジナルキャラクター杉裕里子。

国立第一医科大学法医学教室の助教授で、ヒロイン天野ひかるが憧れる存在です。

長身、ロングヘアのサバサバした女性で、天真爛漫な主人公にいつも塩対応。

かなり毒舌。

冷静沈着なキャラクターですが、ドラマの後半、杉裕里子の意外な一面が明かされます。

朝ドラや大河ドラマで「優等生」的なイメージだった鈴木京香さんが、愛想のない仕事人間を演じて驚きました。

それが似合っていてかっこよかったのですよ。

鈴木京香さんの落ち着いた声で法医学の説明が語られると、説得力がありました。

スペシャルドラマが2回も作られた人気ドラマ。

私はこのドラマで鈴木京香さんのファンになりました。

もちろん、DVDボックスを持っています。(笑)

『アンナチュラル』を好きな方は、はまると思いますよ。

フジテレビドラマ『王様のレストラン』(1995年)

三谷幸喜脚本。

ギャルソン役の松本幸四郎さんで有名な作品ですが、鈴木京香さんが演じた三条政子もいい味を出していました。

元ホステスのバルマン(バーテンダー)。

西村正彦さん演じる総支配人 原田範明の愛人という役どころ。

範明の弟 禄郎(筒井道隆さん)からも好意を寄せられます。

コネでレストランに入ったため、最初は全く勤労意欲がなかったのですが、徐々にバーテンダーとして自覚を持つようになります。

いざという時には度胸を見せる、肝の据わった女性です。

鈴木京香さんの「美貌」「色気」が生きた役柄。

勝ち気に見えて「愛人」の立場に後ろ暗さを感じているところが、かわいらしかったですね。

シリアスな役だけでなく、コメディもできることを知らしめた作品。

鈴木京香さんはこのドラマ以降、三谷幸喜作品の常連になります。

映画『39 刑法第三十九条』(1999年)

第42回ブルーリボン賞 主演女優賞受賞。

永井泰宇の原作小説を、森田芳光監督が映画化。

鈴木京香さんが演じたのは、女性精神科医の小川香深(おがわ かふか)。

堤真一さんが演じる殺人犯を、精神鑑定する役どころです。

この映画で鈴木京香さんは美しさや艶っぽさをかなぐり捨て、地味な精神科医を体現しています。

ほぼノーメイク、メガネにぼさぼさの髪、やや猫背。

「人間嫌いなの?」と思うほどに挙動不審で、相手の目を見ずにぼそぼそと話します。

堤真一さんが演じた殺人犯と、鈴木京香さんが演じた精神科医。

私にはどちらも「異常」に見えましたね。

映画の中盤で香深が持つトラウマが明らかになりますが、「犯罪」は被害者の家庭だけでなく加害者の家庭も壊すことが分かる重いエピソードでした。

鈴木京香さんの「美」を期待して見ると肩すかしを食らいますが、存在感と演技力は圧巻。

日本アカデミー賞 最優秀女優賞をとった映画『血と骨』と同系統ですね。

まとめ

よく女優さんの紹介文で「シリアスからコメディまでこなす」と書かれていますが、本当に悲劇と喜劇を演じられる人はまれ。

鈴木京香さんはそんな珍しい女優の一人です。

運命に翻弄される薄幸のヒロイン、愛人役やキャリアウーマン、年下の男性と不倫関係になる女性など様々な役を演じていますね。

よく、「朝ドラ女優は大成しない」と言われるのは、イメージが定着してなかなか方向転換できないためだと思います。

その点、鈴木京香さんは早々にイメージチェンジが成功。

その後も意欲的に新しい役に取り組んでいます。

Netflixでの大成功で、また仕事の幅が広がるかもしれませんね。

ファンとして期待しています!

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