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実写版『ONE PIECE』は見るべき?実際に見た正直な感想【Netflix】

2023年8月31日から世界に配信されているNetflix『ONE PIECE』。

ネットニュースで見かけた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

配信と同時に世界でベスト10入り。

視聴者の評価は上々のようです。

原作は尾田栄一郎の大ヒット漫画で、1997年から続いているご長寿作品。

「海賊王におれはなる」の決めゼリフは、原作を読んだことがない人でも知っているのでは?

キャラクターグッズも人気があり、iPhoneカバーが売られているほど。

世界中にファンがいるため、失敗すれば厳しいツッコミにさらされそうなものですよね。

実際にどうなのか、気になりますよね。

この記事では実際にNetflixで実写版を見た筆者が正直な感想を語りたいと思います。

目次

そもそも、日本漫画の実写化は成功しているの?

既にアニメ化されている『ONE PIECE』をどうして実写化するの?と思いますよね。

過去に日本の人気漫画をハリウッドが実写映像化していますが、いずれもひどい有様。

『ドラゴンボール』、『攻殻機動隊』、『デスノート』…。

思い出したくもないという方も多いでしょう。

どうも映像作家たちは特殊撮影の技術が進むとあれこれ作りたくなるようですね。

2000年代にはそんな映画が山ほど作られました。

2006年に制作された『300』はスパルタ対ペルシアの戦いを描いた歴史映画ですが「役者の筋肉もCGでは?」と揶揄されたほど。

コンピューターグラフィックス頼りの画面作りは見る側からすると退屈なものですよね。

Netflix版『ONE PIECE』も公開されるまではネガティブな意見を多く目にしました。

Netflix 実写版『ONE PIECE』感想

では、感想です。

意外ですが、楽しめました。

ハラハラドキドキの冒険活劇。

友情、絆、信頼の物語はまさに少年漫画の王道。

見ているこちらまで元気になります。

第5話を見るころにはオープニング音楽を聴くだけでわくわくしてきました。

毎回、タイトルロゴが変わるなど細部にまでこだわりがあって、ファンの心をくすぐるんですよ。

キャスティングについて

見事なキャスティングは、原作へのリスペクトを感じさせますね。

私は新田真剣佑さんを除くと初めて知る俳優さんばかりでしたが、皆さんいいお仕事をされています。

モンキー・D・ルフィ役のイニャキ・ゴドイさん、ナミ役のエミリー・ラッドさん、サンジ役のタズ・スカイラーさんなど。

お顔立ち、雰囲気、髪の色、服装まで高い再現度。

ウソップ役のジェイコブ・ロメロ・ギブソンさんは原作とは異なる風貌ですが、作品の世界観を壊さないように配慮されていますね。

ストーリーについて

長い原作漫画をタイトにまとめて、しかもわかりやすくするために省いているところも見受けられます。

ルフィとナミ、ゾロは第1話で同時に出会いますし、話がサクサク進む印象。

テンポがいいですね。

全8話でアーロン・魚人海賊との戦いまでまとめているので当然ですね。

コミックでは11巻までが映像化されたことになります。

映像について

原作に忠実な画面を作っていますね。

特に海の場面は圧巻。

とてもお金がかかっているな、というのが正直な感想。(笑)

波しぶき、船上の様子、電伝虫、海王類などリアルです。

こういう細かいところに予算の差が出ますよね。

https://twitter.com/nanana_na777/status/1699984683323572377

個人的に感じた見どころ

個人的に楽しかったのは、ロロノア・ゾロ役 新田真剣佑さんのアクション

ロロノア・ゾロは海賊狩り。

三刀流の剣士で腕力も強いキャラクターです。

新田真剣佑さんはちょっと線が細いかな?と思っていましたが、問題ありませんでした。

とにかく動きがきれい。

三刀流なんて下手な俳優が演じたら滑稽になりますが、これがかっこいい。

さすがに幼少期から武術を学んできただけありますね。

刀の扱いに慣れていて、お父様の千葉真一さんを思い出してしまいました。

柳生十兵衛を演じたとき、二刀流を披露したことがあったので。

息子さんは更に上を行きましたね。(笑)

新田真剣佑さんはこの役で世界中にファンを獲得した様子。

X(旧Twitter)では「#Mackenyu」で検索すると彼のかっこいい写真や動画がたくさん流れてきます。

Instagramのフォロワーが『ONE PIECE』配信開始から100万人ほど増加したというのですから、反響のほどがうかがえますね。

まとめ

Netflix『ONE PIECE』は原作を読んでいない人からライトなファンまで楽しめる作品です。

映像は世に出る前に尾田栄一郎先生がチェックしているため、ファンをがっかりさせる要素は少ないと思われます。

満足できないセリフや映像はやり直しをさせたというのですから、徹底していますね。

尾田栄一郎先生はきっとファンに対する責任を感じていらっしゃるんだろうな、と思いました。

漫画家は忙しい仕事なのに、ドラマの監修まで。

なかなかできることではありません。

興味がある方はぜひ、見てみてくださいね。

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