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【2023年8月】Amazon Prime Videoで配信中のホラー映画5選【名作】

Amazon Prime Videoではさまざまなジャンルの映画やドラマ、アニメが配信されていて、なにがあるのかよくわからないという声を耳にします。

他のサブスクとは違い、毎月配信される作品が変わるので把握しにくいですよね。

この記事では2023年8月に視聴できるホラー映画を5つ紹介しています。

不朽の名作から、今世紀に発表されたものまで幅広いラインナップ。

オカルトからサイコ・サスペンスまで扱っています。

まだまだ寝苦しい夜が続く日本列島。

家族みんなでホラー映画を楽しむのも一興です。

目次

『エクソシスト』(1974年)

ホラー映画の金字塔にして代名詞的な作品です。

監督はウィリアム・フリードキン。

日本映画に造詣の深い方でしたね。

悪魔にとりつかれた少女を救うために、命がけで戦う二人の神父。

その死闘を描いた作品です。

ホラー映画に詳しい漫画家の荒木飛呂彦によるとホラー映画で俳優の演技がリアルになったのは『エクソシスト』と『オーメン』(1976年)からだとか。

この2作がホラー映画ブームを巻き起こし、以後、題材も現実的になっていったのだそうです。

特筆すべきは悪魔にとりつかれた少女の演技。

突然、知らない言語を話しだしたり、男性の声が出てきたり、物理的に考えられない方向に首が曲がったり。

今見てもおそろしいですね。

これは演出・音楽の力が大きく、アカデミー賞では音響賞を受賞、撮影・編集・美術賞にノミネートされています。

漫画を読んでいてもこの作品のオマージュが出てくるほど。見ておいて損はありません。

『ヘレディタリー 継承』(2018年)

『ミッドサマー』のアリ・アスター監督作品。

公開直後から「21世紀最高のホラー映画」と評された作品です。

祖母が亡くなってから、ある一家に連続して起こる不幸な出来事。

その悲惨な結末を描いています。

ストーリーはありがちですが、おそろしいのは悲劇の「描写」。

私たち人間が「絶対に起こってほしくない」「想像さえしたくない」ことがたたみかけるように起きる様子は観客が精神を病みそうなほど。

また、舞台設定は細部まで神経を配っていますね。

一家の母親アニーはミニチュアアート作家ですが、精密な作品を見ているとアニーの偏執的な内面をのぞきこんだようでぞっとします。

アニーを演じたトニ・コレットの鬼気迫る演技は一度見たら忘れられません。

あまりにも危機的状態にある母親を体現していたので、別の作品でタフな刑事役をしていたときしばらく気がつかなかったほどです。

万人受けはしないかもしれませんが、今世紀ホラーの代表作になると思います。

『セブン』(1995年)

デヴィッド・フィンチャー監督作品。

出演はブラット・ピット、モーガン・フリーマン、グウィネス・バルトロー、ケヴィン・スペイシーのオールスターキャスト。

キリスト教の「七つの大罪」に見立てた連続殺人事件の謎を追う二人の刑事を描いたクライムミステリー。

最初からショッキングなシーンが続き、生理的な嫌悪感をもよおす映画です。

私は映画館で鑑賞しましたが、最初の20分で「帰りたい」と思いましたね。

グロテスクな描写が多く、映画館を出たあとは昼ごはんが食べられなかったほどです。

ただし、舞台設定、セリフ、キャスティング、美術がどれもすばらしく、「よくできた」作品だと思います。

若き日のブラッド・ピットとグウィネス・バルトローが美しく、この映画の数少ない「救い」になっています。

『エスター』(2009年)

ジャウム・コレット=セラ監督作品。

子どもを失った夫婦が孤児院からエスターという名の少女を引き取ったことで起きる恐怖体験を描いたスリラー。

今まで紹介した作品に比べると小粒ですが、一番「ありそうでこわい」と思います。

実際にこの映画の公開後、似たような事件が起きて「リアルエスター」と話題になりましたね。

それにしてもエスターを演じた女優イザベル・ファーマンの演技力がすさまじく、アメリカエンタメ界の層は厚いな、と感嘆しました。

『ハッピー・デス・デイ』(2017年)

クリストファー・ランドン監督作品。

タイムループ物のホラー・コメディです。

朝起きて、何度も「殺される誕生日」を繰り返す女子大生の奮闘を描いています。

最悪の結末を回避するため、ヒロインがさまざまな策を講じますがうまく行きません。

容疑者をリストアップし、あらゆる展開を試しますが―。

果たして、悔い改めて行動をただせば未来は変わるのか?というストーリー。

他の作品よりも肩の力を抜いて楽しめる作品です。

主人公の女子大生ツリー(日本語版ではトリー)が分かりやすく嫌な人物なので、

困難に直面しても観客はスカッとしますね。(笑)

オルゴール人形、お面などの小道具が効果的に使われて不気味な雰囲気を醸し出していますが、笑える場面も多くユニークな映画に仕上がっていますね。

まとめ

2023年8月にAmazon Prime Videoで視聴できるおすすめホラー作品は次の5つ。

  • 『エクソシスト』
  • 『ヘレディタリー 継承』
  • 『セブン』
  • 『エスター』
  • 『ハッピー・デス・デイ』

よかったら見てみてくださいね。

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