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中村倫也のプロフィールは?おすすめの出演作を3つ紹介!

7月13日(木)夜9時からテレビ朝日で『ハヤブサ消防団』がスタート。

原作は『半沢直樹』で有名な池井戸潤ですから、楽しみにしている方は多いのでは?

主演は中村倫也さん。

売れないミステリー作家 三浦太郎が父の故郷に移住し、そこで起きる連続放火事件の謎に迫る推理ドラマです。

中村倫也さんと言えば役柄によって印象が変わることから「カメレオン俳優」と呼ばれる実力派。

この記事では中村倫也さんの経歴とおすすめの出演作をご紹介したいと思います。

目次

中村倫也さん プロフィール

1986年12月24日生まれ、東京都出身。

本名は中村友也(なかむら ともや)。

高校1年生の時にスカウトされ、芸能界入り。

2005年に映画『七人の弔(とむらい)』でデビュー。

2014年舞台『ヒストリーボーイズ』で舞台初主演。

読売演劇大賞優秀男優賞を獲得しています。

2018年、NHK連続テレビ小説『半分、青い』でヒロインが恋心を抱く大学生 朝井正人役で注目されました。

以後、テレビドラマや映画で多彩な活躍を見せている中村倫也さん。

奥様は日本テレビアナウンサーの水ト麻美さんです。

中村倫也さんのおすすめ出演作3選

『ホリデイラブ〜夫婦間恋愛〜』

こやまゆかり、草壁エリザの原作漫画を実写化。

2018年1月から3月までテレビ朝日で放送されたドラマです。

中村倫也さんが演じたのはモラハラ夫 井筒渡(いづつ わたる)。

エリート意識が強く、妻を監視し、束縛する最低男。

ですが、オールバックに縁なし眼鏡、スーツを着こなす中村倫也さんがかっこいい。

特に第1話。

妻の不倫現場を目撃したシーンは必見です。

自宅に帰ると妻が知らない男性と一緒。

中村倫也さん演じる井筒渡は静かにスーツの上着を脱ぎ、しわにならないようにたたみ、椅子の背に載せてから、突然の暴力行為。

浮気相手を殴り、蹴り、顔が変わるほどボコボコにします。

思わず、見ていて「うわっ」と声をあげてしまいました。

しかも、動きに無駄がなく、きれい。

蹴り上げる脚、背中のライン、暴力シーンでも美しい所作。

舞台で鍛えられただけのことはあります。

また、ドラマ前半で見せる隙のないスーツ姿と、シングルファーザーになった後半のラフな髪型・服装はギャップがあってたまりません。

あまり共感できない役柄にもかかわらず、多くのファンを獲得したようです。

『珈琲いかがでしょう』

コナリミサト原作の漫画を実写化した、心あたたまる人情ドラマ。

2021年4月、テレビ東京系で放送されました。

移動珈琲屋「タコ珈琲」を営む青山一(あおやま はじめ)は人目を引くイケメン。

お客様ひとりひとりに、豆から選び丁寧にコーヒーを淹れる職人かたぎの店主です。

彼のコーヒーは人の心にゆとりと安らぎをもたらします。

中村倫也さんが原作漫画にそっくり、と話題になりましたね。

線が細く、きゃしゃな印象を受ける中村倫也さんは女性漫画家が描く中性的なキャラクターが似合います。

実は、壮絶な過去を持つ青山一。

現在の「ゆるふわ」で人情家の顔と、過去の反社会的な一面。

このふたつを演じて、しかも説得力がある。

これが中村倫也さんのすごいところです。

清濁併せのむ、奥の深さを感じました。

ドラマの後半、青山の回想シーンでは金髪の中村倫也さんを鑑賞できます。

予想外に似合っていたため、つい「かわいい」と思ってしまいました。

『ファーストラヴ』

直木賞作家 島本理生の同名小説を2021年に映画化。

女子大生の父親殺害事件を描く心理サスペンスです。

中村さんが演じたのは弁護士である庵野迦葉(あんの かしょう)。

臨床心理士 真壁由紀とともに事件の深層に迫る役どころです。

加害者を調べていくうちに、真壁由紀と庵野迦葉が自分自身の過去と向き合っていく成長物語でもあります。

庵野迦葉はこのような人物として描かれています。

「左右の大きさが微妙に違うために印象の定まらない目」

「長い足」「広い背中」

島本理生『ファーストラヴ』(文芸春秋社)

外見に恵まれ、社会的に成功しているために異性関係は派手。

世間からは「リア充」に見えながら、依頼人からは「男メンヘラ」呼ばわりされてしまう不安定さを持つ男性です。

原作ファンとして「映像化はむずかしい」と思っていましたが、映画の製作発表で中村倫也さんの名前を聞いたときには納得しました。

映画では立っているだけで迦葉の「闇」を表現していてすごくかっこいいです。

迦葉のアンバランスな魅力が体現されていました。

まだ見ていない方はぜひ、どうぞ。

まとめ

ふんわり、かわいらしいキャラクターから、暴力夫、複雑な過去を持つ弁護士に至るまで見事に演じ分ける中村倫也さん。このほか『伊藤くん A to E』のストーカー、『愚行録』の軽薄な男性など面白い作品がたくさんあります。これからも活躍に目が離せませんね。

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