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女優 杉咲花さんの魅力と存在感が光る作品を紹介します【法廷遊戯】

2023年11月、上映中の映画『法廷遊戯』の演技が注目を集めている杉咲花さん。

153㎝の小柄な体格、子役時代から変わらないかわいい笑顔が印象的な女優さんですよね。

味の素「Cook DoⓇ」のテレビCMでファンになった方も多いのではないでしょうか。

出来立ての中華料理をおいしそうにほおばる女の子の映像は、一度見ると頭からはなれません。

子役時代から26歳の現在まで第一線にいられるのは、たゆまぬ努力と才能あってのことでしょう。

今回はそんな杉咲花さんについて見ていきたいと思います。

目次

杉咲花さんの経歴

1997年10月2日東京都出身。

父親はギタリストの小暮武彦さん、母親は歌手のチエ・カジウラさん。

旧芸名は梶浦花。

子供時代からテレビドラマに出演。

中学生になり、改めて演技の道に進みたいと考え、研音のオーディションに応募。

見事合格しています。

2011年 研音への所属とともに芸名を現在の「杉咲花」に変更。

2016年 NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』でヒロインの妹役。

同年 映画『湯を沸かすほどの熱い愛』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞と新人俳優賞を受賞。

2018年 「杉咲花のFlower TOKYO」で初のラジオパーソナリティ。

2019年 NHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺』で大河ドラマ初出演。

以後、映画やドラマで活躍しています。

杉咲花さんの魅力がわかるおすすめの出演作

2013年テレビドラマ『夜行観覧車』

イヤミスの女王湊かなえの原作小説を、おおはばに肉付けしてドラマ化したサスペンスです。

主演は鈴木京香さん。

憧れの高級住宅に小さな家を建てた一家が、周囲から受ける壮絶なマウントと嫌がらせ。

その中で起きた殺人事件の解明が主軸となるストーリーです。

杉咲花さんが演じたのは鈴木京香さんの娘 遠藤彩花。

中学受験に失敗し、公立校へ入学。

開業医の息子 高橋慎司とかかわりをもったことで、同級生からいじめを受けることになります。

杉咲花さんは慣れない環境で、身の置き場のない少女の不安と反抗心を見事に演じていました。

貧富の差を過剰な演出で表現し話題になったドラマでしたが、杉咲花さんの遠藤綾香は存在感がありましたね。

2014年テレビドラマ『MOZU』

逢坂剛の『百舌の叫ぶ夜』・『幻の翼』を原作にしたミステリー。

Season1はTBSで、season2はWOWOWプライムで放送されました。

犯罪映画を思わせる暗い画面、凝った映像、重いテーマだったため、話題作にもかかわらず、リタイアする視聴者がたくさんいたのが印象的。

確かに子供の頃見ていたらトラウマになること間違いなしの怖さでしたね。

筆者の友人たちは口をそろえて「録画したけど途中で見るのをやめた」「怖い」と言っていました。

この重苦しい作品で杉咲花さんが演じたのは大杉めぐみ。

香川照之さんが演じたノンキャリ警部補の娘役です。

父親に対してアンビバレンスな感情を持つ思春期の少女。

この手の役は杉咲花さんが得意とするところです。

ベテラン俳優が迫真の演技を披露する中にあって、彼女が画面に映るとほっとしました。

杉咲花さんはどんな非現実的なドラマの中でも「地に足がついた」演技ができるところがすごいですね。

2016年映画『湯を沸かすほどの熱い愛』

宮沢りえさん主演で贈る家族愛の物語。

余命2ヶ月と宣告された母親は、残りの人生で何をするのか?

失踪した夫を連れ帰り、傾いていた家業の銭湯を再開。

そして、愛する娘がこの先生きていけるように導くこと。

杉咲花さんが演じたのは陰湿ないじめに苦しむ少女 安澄。

残された生をパワフルに生きようとする母親をまぶしく思いつつも、反発する娘を演じています。

杉咲花さんは志田未来さんにあこがれていただけあって、社会派の重たい役を演じることが多いですが、ホームドラマでもキメの細かい演技を披露しています。

2016年はアニメ映画『君の名は。』の大ヒットがあったため、その他の邦画にはなかなか注目されませんが、ユニークな映画です。

ただし、ラストの展開はホラーだと思いますね。

まとめ

上映中の映画『法廷遊戯』で観客を沸かせている杉咲花さんの魅力に迫ってみました。

重たいテーマを扱った作品に出演されていますが、子役時代から変わらない明るい笑顔が素敵ですよね。

これからもさらなるご活躍をお祈りいたします。

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