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祝アニメ化!『薬屋のひとりごと』は大人が見てもおもしろい!?見どころを解説

2023年10月開始のアニメは豊作といわれています。

『ミギとダリ』、『葬送のフリーレン』、『SPY×FAMILY』season2、そして10月21日に放送される『薬屋のひとりごと』です。

記念すべき1回目の放送は一挙3話公開というのですから、制作側の熱意が伝わりますね。

この記事ではアニメ『薬屋のひとりごと』の魅力について語りたいと思います。

原作小説を読む限り、かなり大人向けの内容ですよ。

目次

『薬屋のひとりごと』とは?

2011年から小説投稿サイト「小説家になろう」で連載開始された日向夏作のファンタジー小説。

連載当初から読者の支持を集め、最初は主婦の友社から、その後はヒーロー文庫から出版されています。

2017年にはコミカライズ版が連載。

シリーズ累計2400万部の大ヒット作です。

一昔前の中華人民共和国を思わせる架空の国が舞台。

薬学に精通した少女 猫猫(マオマオ)が後宮で女官として働きながら事件を解決するミステリーです

現在、ヒーロー文庫版は14巻、コミックは17巻まで刊行されています。

コミカライズ版は2種類。

『ビッグガンガン』版・『サンデーGX』版それぞれ別の作画家によるものです。

購入するときには気を付けてくださいね。

内容が同じなので、絵柄や作風でどちらを買うか決めるといいですよ。

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『薬屋のひとりごと』大人が楽しめる理由

主人公 猫猫(マオマオ)は17歳。

身長が低く、やせ型で腕にはいつも包帯を巻いています。

トレードマークは、顔に散らばるそばかす。

山へ薬草を摘みに行ったところ、人さらいにつかまり後宮へ売り飛ばされてしまいます。

下女として日々の仕事をこなしていましたが、ある事件をきっかけに猫猫の知識と推理力がある宦官の目に留まります。

猫猫は帝の寵愛を受ける玉葉妃(ギョクヨウヒ)の毒見役として抜擢されることに。

猫猫は「薬屋」といっても、花街の中で働いていた女の子。

同年代の少女より、世知に長け、大人びた性格です。

本人は薬学や薬作りが大好きで、自分の体を使って人体実験をするほどのマッドサイエンティストぶりを発揮します。

河豚、曼殊沙華の毒を嬉々として楽しむ不穏な性癖の持ち主。

色恋や出世に全く興味がありませんが、人気の妓女たち・やり手婆さんからさまざまな話を聞いているため耳年増。

命じられて媚薬を作ったり、帝の訪れが途絶えたある妃に夜のアドバイスをしたり、男女間の事情にも通じています。

ぼかして書かれていますが、かなり大人向けの内容ですね。

こうしたストーリーのため、25時5分の深夜枠なのでしょうね。

また、宮廷の政治・花街の闇も絡んでくるので子供よりも大人の方がすんなり頭に入ると思います。

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『薬屋のひとりごと』アニメ版のみどころ

気軽に読めるミステリー小説で、コミック版も楽しい『薬屋のひとりごと』。

アニメ版のみどころはなんといっても動きと色がつくところ。

原作小説には色彩の記述が多く見受けられます。

後宮の女性、花街の妓女の容貌や服装、化粧、炎の色、数々の薬草。

これはカラーで見たいですね。

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また、花街育ちで口が悪い猫猫と、美しい宦官 壬氏(ジンシ)のコミカルなかけあいなど今から楽しみにしているファンは多いはず。

このあたりは声優の腕の見せ所ですね。

YouTubeでPVを見ると制作側もこの点は充分にわかっている様子。(笑)

美しい宮殿、季節の植物、登場人物たちの衣装などきらびやかな色彩で彩られていますね。

声優は猫猫役に悠木碧さん、壬氏役に大塚剛央さんでどちらもイメージにぴったり。

特に猫猫のちょっとぶっきらぼうな感じがよく出ています。

また、実は猫猫のそばかすは化粧でわざとつけたもの。

花街で無事に暮らすための知恵で、容貌を醜くしているのですが、素顔は美しい少女。

毒見をしてうっとりするさまは「妖艶」といってもいいほど。

こうしたキャラクターのギャップはアニメの見どころになってくると思います。

まとめ

2023年秋アニメ『薬屋のひとりごと』は大人が楽しめる内容。

美しい色彩、古代中国風の風俗も楽しめるミステリーです。

今から楽しみですね。

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