2023年1月に上演される市川海老蔵さんの歌舞伎公演「SANEMORI」に3年前に続き、Snow Manの宮舘涼太さん(だて様)が出演することが発表されました。
海老蔵さんと宮舘さんの共演が発表されると宮舘さんのファンからは「(3年前の)感動がよみがえる」と歓喜の声があがっています。
そんな「SANEMORI」とは一体どんな演目(お話)なのかご存じでしょうか。
「SANMORI」というだけあり、斎藤実盛のお話だということは予想できますが、歴史や歌舞伎に詳しくない人にとっては耳馴染がないですよね。
ここでは宮舘涼太さんが出演する歌舞伎舞台「SANEMORI」はどんな演目なのか、また宮舘さんの役柄や他の出演者について紹介します。
SANEMORIはどんな演目(話)?
「SANEMORI」は斎藤実盛の生き様を描いた「実盛物語」を元に作られた作品で、海老蔵さんが企画・演出をされた演目です。
斎藤実盛とは…平安時代の武将で源義朝や平清盛に仕え、「平家物語」にも登場する人物
斎藤実盛は元は源義朝に尽くしていましたが、義朝が滅びたあとは平清盛に仕え、武将として君主に尽くし恩を忘れなかった生き様が魅力の人物なんです。
「実盛物語」は「源平布引滝」という人形浄瑠璃の中の1つであり、代表作と言われていて、実盛が仕えた源義賢(源義朝の弟)の最期に続く物語。
【実盛物語のあらすじ】
平家との戦いで最期を悟った義賢が妻とお腹の子供を守りたい一心で、百姓の九郎助と娘・小万に妻と白旗を託します。
義賢が討ち取られたあと、出産間近である義賢の妻・葵御前は九郎助の家にかくまわれ、産気づくのを待っていました。
その時に、義賢の死後平家に仕えていた実盛が現れます。
その時には葵御前を捕えなければならない立場になっていた実盛ですが、機転を利かし葵御前とお腹の子を助けるのです。
一方で義賢から白旗を預かった九郎助の娘・小万はに白旗をもった手を切り落とされ、その人物が実盛だということを皆が知ります。
小万の息子・太郎吉はそれを聞き、実盛を討とうとしますが、太郎吉が納得するよう諭すのです。
母を殺されてしまった太郎吉をどう諭したのか、実盛の人柄や機転のよさが面白いシーンが終わりにあり、実盛の魅力がつまった物語と言えるのではないでしょうか。
SANEMORIのだて様(宮舘涼太)の役柄と他の出演者は?
「SANEMORI」での宮舘涼太さんの役柄はまだ発表されていませんが、前回の公演では源義仲を演じています。
源義仲(みなもとのよしなか)・・・源義賢の次男で木曾義仲という名でも知られ、平家物語では旭将軍と記されています
2023年春の公演内でどんな役柄が登場するのかは分かりませんが、実盛に関わる主要な役柄を演じられることは間違いないでしょうね。
出演者についても現段階では海老蔵さん以外は宮舘さんのみ発表されているため、分かっていません。
すでに発表されていないことから、前作で出演されたSnow Manの阿部亮平さんは出演されない可能性が高そうですね。
SANEMORIはどんな演目(話)?だて様(宮舘涼太)の役柄・他の出演者は?まとめ
ここでは2023年1月に上演される歌舞伎舞台「SANEMORI」の元となっている「実盛物語」のあらすじや出演される宮舘涼太さんの役柄について紹介してきました。
まだストーリーやキャストについて発表がありませんが、分かり次第更新していきたいと思います。
ご覧いただきありがとうございました。