BTSのメンバーの中で頭脳派リーダーで知られるRMですが、BTSの多くの楽曲の作詞作曲をしていることで知られていますよね。
その楽曲には色々なエピソードがあることはご存じですか?
RMはBTSのメンバーでありながら作曲も行ってヒット曲は多数、それは絶大な人気を誇るBTSのブレイクの理由のひとつといっても過言ではありません。
ここではRMの作詞作曲した曲の人気ランキングと音楽家人生から分かる作詞作曲エピソードを紹介します!
「BTS」RMが作詞作曲を始めたタイミングは?
今でこそ世界的人気のBTSですが、そのBTSのRMが作詞作曲を始めたのは小学校6年生だったということはご存じですか?
彼の音楽人生のスタートは韓国の人気ヒップホップグループの「EPIK HIGH(エピックハイ)」の『Fly』という曲を聴いてヒップホップに出会いました。
そこからどっぷりヒップホップにはまったRMはRunchRanda(ランチランダ)と名乗り、ラッパー人生をスタートさせます。
その後2007年から3年間、自作のラップをヒップホップコミュニティーサイトに投稿し続け、当時中学生ながら多くの注目を浴びていました。
そして2009年には現在BTSの楽曲プロデューサーを務めるSupreme Boi(シュプリームボーイ)などと一緒に「大南朝鮮ヒップホップ協同組合」というヒップホップチームまで結成します!
ここまでたくさんご紹介してきましたが、これがまだ現在の所属事務所である「Big Hit Entertainment(現BIG HIT MUSIC)」に入所する前だというんだから驚きですよね!
オーディションを経て事務所に所属してからも精力的に作詞作曲を続け、これまでに携わった曲は170曲を超えるとも言われています!
英語表記にはなりますがこちらにRMが携わった曲の一覧がありますので是非見てみてください↓↓↓
「BTS」RMが作詞作曲した曲の人気順は?
ここではRMが携わった曲の中でBTSとしてリリースされ、人気のある曲をYouTubeの再生回数を元にしたランキングと曲にまつわるエピソードを紹介します!(2022年9月26日現在)
第5位 『FAKE LOVE』
第5位は『FAKE LOVE(フェイクラブ)』です!
こちらはYouTubeでのMVの再生回数が11億回を突破しています!
この歌は元々かなり憂鬱で、ディープな感じの歌で、完成版では曲を通してメロディーを装飾しているギターの音がなく、本当に全く違う曲のようだったそうです。
また、原曲はなんと6キー半も低かったそうで、ボーカルメンバーの音域に合わせてキーを上げたそうです。
V LIVEの中で実際に元のバージョンを聞くことができるのですが、ギターの音が入っていないだけでこんなに違うの!?とビックリしました。
第4位 『IDOL』
第4位は『IDOL(アイドル)』です!
YouTubeでの再生回数はこちらも11億回を突破しました!(2022年9月26日時点)
このIDOLはまずタイトルが攻撃的過ぎて大丈夫かな?と心配していたそうです。
また、この歌の中ですごく印象的な「얼쑤 좋다(オルッスチョダ)」や「지화자 좋다(ジファジャチョダ)」、「덩기덕 쿵더러러(ドングギドックンドロロ)」という韓国語独特の掛け声の部分はなんと偶然から生まれたそうなんです!
「こんなのナシですよね?」とふざけてプロデューサーに送ったところ、「これいいじゃん!」と採用され、現在の形になったとRMさんは暴露していました。
いくつかの候補の中から最後にネタとして送ったものが採用されちゃったなんて、驚きですよね!
第3位 『MIC Drop』
第3位は『MIC Drop(マイクドロップ)』です!
こちらのMVは現在YouTubeで12億回再生を超えています!(2022年9月26日現在)
この曲、実はアメリカのオバマ元大統領にインスパイアされたものだとご存じですか?
2016年のホワイトハウス記者団夕食会での演説の最後にオバマ元大統領が行ったマイクを落とすパフォーマンスがこの曲の始まりなんだそうです!
この動作には自分のパフォーマンスへの自信を表わす意味があり、オバマ元大統領は自身のスピーチや政策に、BTSは自分たちの音楽やパフォーマンスに自身があることを表わしているようですよね。
オバマ元大統領のパフォーマンスにインスパイアされて作られたなんて、世界に誇るパフォーマンスをするBTSならではの曲なんですね!
第2位 『DNA』
第2位は『DNA』です!
この曲はBTSが初めてBillboard Hot 100にランクインした曲です!
YouTubeではMVが14億回以上再生されていて、リリースから5年経過した今でも変わらぬ人気を誇っています!(2022年9月26日現在)
RMはこの歌詞を書くのにすごく苦労して、ラップも約10個も書いて考えたそうです。
「この曲は自分たちにとってもすごく多くの意味がある曲だし、ファンの皆さんに対する曲でもある」とRMは話しています。
ARMYとBTSが出会ったのは「偶然じゃない」なんて、すごくグッときますね!
第1位 『Boy With Luv(Feat. Halsey)』
栄えある第1位は『Boy With Luv(Feat. Halsey)(ボーイウィズラブ )』でした!
YouTubeでのMV再生回数はこちらは15億回を超えていて、BTSの全MVでもあの『Dynamite(ダイナマイト)』を抑えてトップの再生回数を誇っています!(2021年9月現在)
とても幸せな雰囲気に溢れているこの曲は、プロデューサーから曲のメロディーが送られてきた時、すごく韓国語の歌詞を付けるのに苦労した曲だとV LIVEで話していました。
また、そのV LIVEの中でメンバーであるJ-HOPEのラップパートについて
ラップをうまく書いたのになんだか少し残念だということで、僕にSOSを出して、僕が修正してあげた部分があります。(引用: RM – MAP OF THE SOUL : PERSONA Behind V LIVE )
と話しています。
どんな風に変わっていったのかはV LIVEの映像の中で聞くことができますので、聞いてみてください!
RMが作詞作曲した曲にはこんなエピソードも!
ランキングには入りませんでしたが、『Spring Day』という曲をご紹介させてください!
こちらは2017年に発表された曲で、アルバム『YOU NEVER WALK ALONE』に収録されている曲です。
この曲には、公式には発表されていませんが、2014年4月に韓国で発生したセウォル号沈没事故への追悼の気持ちが込められていると言われています。
セウォル号沈没事故で犠牲となってしまった学生たちが生きていれば、BTSの末っ子であるジョングクさんと同い年。
ミュージックビデオにでは3:12辺りからジョングクさんの後ろに映るメリーゴーランドには多くの黄色いリボンが付けられています。
この黄色いリボン、”乗客が戻ってくることを切実に祈る”という意味が込められていて、セウォル号の犠牲者への追悼の意味を持っています。
また、日本のテレビ番組でセウォル号事故の再現ドキュメンタリーが放送された際にはBGMでこの楽曲が採用されており、日本のファンの中にも広く知られている話です。
この曲についてBTSは「鑑賞された方の解釈通りに残しておきたい」と言って、はっきりとセウォル号の哀悼曲だとは言及していません。
しかし、「会いたい」「あといくつ夜が明けたら君に会えるのかな」など、会うことのできなくなった人々への恋しさを歌っていて、あの痛ましい事故の犠牲者の方々に重なるところがあります。
この歌の楽曲作成のビハインドをご紹介すると、この曲のサビ部分のメロディーはRMが落ち葉が舞い落ちるところを見て運命的に出会ったそうです。
そのため、最初は「雪の華が落ちます」ではなく、「落ち葉が落ちます」という歌詞だったそうですが、季節に合わせて「雪の華」になったそうです。
この曲は最近では2020年に、コロナ禍の中で卒業式を迎えられなかった学生の為に開かれたYouTubeでの『Dear Class Of 2020』というイベントの中で歌われました。
あまりBTSの楽曲を聴いたことのない人でも、きっと刺さる歌詞と曲で、ファンでない方にも聞いてほしい一曲ではないでしょうか。
「BTS」RMのプロフィール
- 名前:RM
- 本名:キム・ナムジュン(김남준/Kim Namjoon)
- 生年月日:1994年9月12日
- 出身地:大韓民国 京畿道高陽市
- 身長:181cm
- 血液型:A型
- 所属事務所:Bighit MUSIC
BTSのRMが作詞作曲した曲の人気順は?エピソードやMVも!まとめ
今回はBTSのRMが作詞作曲に携わった曲の中から、BTSの楽曲での人気ランキングとそのエピソードをご紹介しました!
楽曲が生まれた意外なきっかけや、曲を作る際の裏話など、知れば知るほどBTSの曲への関心が深まりますよね。
今回ご紹介した曲以外にも、様々なエピソードがある曲がたくさんありますので、ぜひ聞いてみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。