安倍晋三元首相の国葬が20222年9月27日に日本武道館で執り行われますが、日本国内では反対デモが行われるなど賛否が分かれていますね。
岸田文雄首相は26日から弔問外交を行っており、その数は30か国とも言われているので相手国や内容も気になる人も多いのではないでしょうか。
ここでは安倍晋三元首相の国葬に参列する海外の要人や芸能人の一覧と参列を拒否した人についてご紹介します。

安倍晋三国葬に参列する海外要人・芸能人一覧は?
安倍晋三元首相の国葬には約4300人が参列するものとみられていて、そのうち海外からの参列者は700人ほどと発表されました。
首脳級の要人は元職も含めると48人で、外国政府や国際機関からは218か国・地域からの参列予定です。
G7で現職の来日はアメリカのハリス副大統領だけで、カナダのトルドー首相は国内の国内の暴風雨被害のため、代理でシャンパーニュ革新・科学・産業相が来日。
松野官房長官は「安倍元首相が培われた外交的遺産をしっかり受け継ぎ、発展させる意思を内外に示していく」と発言しています。
安倍晋三国葬に参列する海外要人
岸田総理は26日からの3日間で30人と弔問外交をする予定になっており、これだけ多くの外交を行える機会ははなかなかないのではないでしょうか。
東京オリンピック開催にあたり、関係の深かった国際オリンピック委員会(IOC)バッハ会長も来日しています。
| アジア | |
| バングラデシュ人民共和国 | モメン外務大臣・夫人 |
| ブータン王国 | ソナム・デチェン・ワンチュク王女 |
| ブルネイ・ダルサラーム国 | マスナ王女(外務省無任所大使)・夫君 |
| カンボジア王国 | フン・セン首相、ソック・チェンダサオピア首相補佐特命大臣、スリー・タマロン首相補佐特命大臣、 カオ・キムホン首相補佐特命大臣 |
| 中華人民共和国 | 万鋼中国人民政治協力商会議副主席 |
| インド共和国 | モディ首相 |
| インドネシア共和国 | マルフ・アミン副大統領・夫人 |
| ラオス人民民主共和国 | ソーンサイ副首相・夫人 |
| マレーシア | アズミン・アリ上級大臣兼国際貿易産業大臣 |
| モルディブ共和国 | シャーヒド外務大臣 |
| モンゴル国 | オヨーンエルデネ首相、バトツェツェグ外務大臣、チョイジルスレン エネルギー大臣 |
| パキスタン・イスラム共国 | アーシフ国防大臣 |
| フィリピン共和国 | サラ・ドゥテルテ副大統領兼教育大臣 |
| 大韓民国 | 韓悳洙国務総理、鄭鎮碩国会副議長 |
| シンガポール共和国 | リー・シェンロン首相・夫人 |
| スリランカ民主社会主義共和国 | ウィクラマシンハ大統領 |
| タイ王国 | ドーン副首相兼外務大臣 |
| 東ティモール民主共和国 | マグノ外務・協力大臣 |
| ベトナム社会主義共和国 | フック国家主席 |
| 大洋州 | |
| オーストラリア連邦 | アルバニージー首相、ハワード元首相、アボット元首相、ターンブル元首相 |
| ナウル共和国 | ジェレミア外務次官 |
| ニュージーランド | ウッズ エネルギー資源大臣 |
| パラオ共和国 | ウィップス大統領、レメンゲサウ前大統領 |
| パプアニューギニア独立国 | マラぺ首相、マル国際貿易・投資大臣 |
| ソロモン諸島 | マエランガ副首相兼インフラ開発大臣 |
| トンガ王国 | トゥイアフィトゥ国土・天然資源大臣・夫人 |
| 北米 | |
| アメリカ合衆国 | ハリス副大統領 |
| 中南米 | |
| アンティグア・バーブーダ | マシュー教育・スポーツ大臣 |
| アルゼンチン共和国 | フィルムス科学・技術・イノベーション大臣 |
| チリ共和国 | アウマダ外務省国際経済関係次官 |
| コロンビア共和国 | アルコセル大統領夫人 |
| キューバ共和国 | マレーロ首相 |
| ドミニカ共和国 | ヌニェス外務省官房長 |
| エルサルバドル共和国 | ヒル外務大臣 |
| ホンジュラス共和国 | レイナ外務・国際協力大臣 |
| ジャマイカ | バートレット観光大臣 |
| メキシコ合衆国 | エブラル外務大臣・夫人 |
| パナマ共和国 | モイネス外務大臣 |
| 欧州 | |
| アルメニア共和国 | アルシャキャン国民議会副議長 |
| ベルギー王国 | ドーズ上院議員 |
| キプロス共和国 | ディミトリウ国会議長 |
| チェコ共共和国 | スコぺチェク下院副議長 |
| デンマーク王国 | ダム・クリステンセン |
| エストニア共和国 | ラタス国会議長(前首相) |
| フィンランド共和国 | ハーヴィスト外務大臣 |
| フランス共和国 | サルコジ元大統領 |
| ドイツ連邦共和国 | ヴルフ元連邦大統領 |
| ギリシャ共和国 | ヴァルヴィチオティス外務上級副大臣・パートナー |
| アイルランド | ハケット土地利用・生物多様性担当国務大臣 |
| イタリア共和国 | メッサ大学・研究大臣、レンツィ元首相 |
| カザフスタン共和国 | トレウベルディ副首相兼外務大臣 |
| コソボ共和国 | クルティ首相、ムラティ財務・金融・労働大臣 |
| リトアニア共和国 | バルチ―ティーテ官房長官 |
| ルクセンブルク大公国 | ベッテル首相 |
| マルタ共和国 | ボージュ外務・欧州・貿易大臣 |
| オランダ王国 | フックストラ副首相兼外務大臣 |
| ノルウェー王国 | ヴィットフェルト外務大臣 |
| ポーランド共和国 | コヴァルチク副首相兼農業・農村開発大臣 |
| ポルトガル共和国 | フェロ・ロドリゲス前共和国議会議長 |
| モルドバ共和国 | ガブリリツァ首相、ブディアンスキ財務大臣 |
| ルーマニア | チョラク下院議長、チウカ首相 |
| ロシア連邦 | シュヴィトコイ国際文化協力担当大統領特別代表 |
| セルビア共和国 | ブルナビッチ首相 |
| スロベニア共和国 | クラコチャル=ズパンチッチ国民議会議長、ツェラル元首相 |
| スペイン王国 | ヒル上院議長 |
| スウェーデン国王 | ハルべり貿易・北欧大臣 |
| スイス連邦 | ブルカルテール元連邦大統領 |
| トルクメニスタン | ベルディムハメドフ人民評議会議長(前大統領)・夫人 |
| グレートブリテン及び北アイルランド連合王国 | グレバリー外務・英連邦・開発大臣、メイ元首相 |
| ウズベキスタン共和国 | サファーエフ上院第一副議長 |
| 中東 | |
| バーレーン王国 | サルマン皇太子兼首相、ザヤーニ外務大臣 |
| イラン・イスラム共和国 | オウジ石油大臣 |
| ヨルダン・ハシェミット王国 | アブドッラー2世国王、ガーズィ王子 |
| クウェート国 | アフマド・ナーセル外務大臣 |
| オマーン国 | マアシャニー宮内省顧問 |
| カタール国 | タミーム首長 |
| サウジアラビア王国 | ファイサル外務大臣 |
| トルコ共和国 | チャヴシュオール外務大臣 |
| アラブ首長国連邦 | ハーリドアブダビ執行評議会委員兼執行事務局長、ジャーベル産業・先端技術大臣兼日本担当特使 |
| アフリカ | |
| ベナン共和国 | ワダニ経済・財務担当国務大臣 |
| ブルンジ共和国 | シンギロ外務・開発協力大臣 |
| コモロ連合 | アザリ大統領・夫人、ドイヒール外務・国際協力大臣 |
| コンゴ民主共和国 | ルトゥンドゥラ副首相兼外務大臣、ムワンド計画大臣 |
| エジプト・アラブ共和国 | エルワジール運輸大臣 |
| エスワティ王国 | マスク副首相・夫人 |
| ガボン共和国 | オスカ・ラポンダ首相、ムサ・アダモ外務大臣 |
| ガンビア共和国 | タンガラ外務・国際協力・在外ガンビア大臣 |
| レソト王国 | マジョロ首相・夫人 |
| モロッコ王国 | アハヌーシュ首相 |
| 南アフリカ共和国 | シスル観光大臣 |
| トーゴ共和国 | 二ヤシンべ大統領、ベベニ農業・畜産・農村開発大臣、ミジヤワ保健・公衆衛生・普遍的医療アクセス大臣、ミヴドール投資促進大臣 |
| タンザニア連合共和国 | マジャリワ首相 |
| ジンバブエ共和国 | モハディ元副大統領 |
| 地域 | |
| パレスチナ | ハムダッラー全首相 |
| 台湾 | 蘇嘉全台湾日本関係協力会会長 |
国葬儀って、本質的には日本人の為にやるものじゃない。つまり、日本の中の評価で行うものじゃなく、安倍総理に感謝している外国と、お付き合いのあった要人の為にやるものだ。
Twitterより引用
安倍晋三国葬に参列する芸能人
国葬に参列する予定の芸能人はまだ分かっていませんが、SNSやテレビを通じて賛同している有名人は以下の人になります。
賛同している芸能人や有名人
- ひろゆきさん
- 太田光さん
- 今田耕司さん
- パックンさん
- 高須克弥さん
- 中間淳太さん
- 三浦瑠麗さん
- 橋本徹さん
- フィフィさん
国葬に反対・欠席を表明している議員や有名人の投稿は数多くありますが、国葬の賛成反対の意見に関わらずわざわざ表明することに違和感を覚える人も多いようです。
反対の声ばかりが目立ちますが、事前に参列を表明すると炎上する可能性があるからしにくい、というのもあるのではないでしょうか。
外国人が「今は静かに送ろう」と言ってくれているのに、日本の国会議員は葬儀の招待状の画像をSNSにアップして盛り上がっている。情けないというより恥ずかしい Twitterより引用
別に、国葬に参加したくないなら、ないで良いんですよ。それを大々的に公表するとか、ちょっとなあと思います。 Twitterより引用
安倍元首相は芸能人や有名人との交流も多かったので、多くの有名人が参列するかもしれませんね。
安倍晋三国葬に参列拒否した人はいる?理由は?
チベット亡命政府
ドクターストップで飛行機に乗れないダライ・ラマ法王の代わりにペンパ・ツェリン首相が参列の意向も、チベット亡命政府は正式な政府でないので招待の対象ではないことが理由で拒否されています。
ロシア
プーチン大統領から参列の意向があった訳ではないですが、招待するとウクライナ侵攻を容認したことになるからとして招待の対象外としています。
台湾
蔡英文総統、頼清徳副総裁。中国との関係を優先したとみられ、招待の対象外となっています。
安倍晋三国葬に参列する海外要人・芸能人一覧は?参加拒否した人も!まとめ
2022年9月27日に安倍元首相の国葬のために参列する多くの要人が来日し、岸田総理は弔問外交を始めています。
任期が長かったからというのもありますが、安倍元首相に外交の功績や人間関係を築いてきたという事がよくわかりますね。
反対デモが各地で行われますが、無事に国葬が終わるのを祈りたいですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
