菅田将暉さん主演の2022年1月期の月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」で控えめな性格の新人刑事、風呂光聖子を演じている伊藤沙莉(いとうさいり)さん。
2017年のNHKの朝ドラ「ひよっこ」の米子を演じたことで伊藤沙莉さんの名は一躍有名になりましたが、実は子役出身なんですよね。
そんな伊藤沙莉さんの子役時代の出演ドラマはどんなものだったのか、デビューはいつだったのかをご紹介します。
伊藤さいり(沙莉)の子役時代の出演ドラマは?
伊藤沙莉さんの子役時代に出演したドラマは数多く、当時無名ながらも活発な役どころで印象の残る演技をする子役タレントさんでした。
伊藤沙莉・子役時代出演ドラマ(9歳)2003年月10ドラマ「14か月妻が~子供に還っていく~」
高岡早紀演じる妻・裕子が研究職をしている親友・千夏の娘と名乗る10歳の少女(伊藤沙莉)から渡された若返りの薬を飲んでしまい、翻弄される物語。
その少女は親友の千夏の娘ではなく若返ってしまった千夏自身なのですが、9歳が演じているとは思えないほど、中身は大人だと思わせる冷静な演技が話題でした。
伊藤沙莉・子役時代出演ドラマ(11歳)2005年「女王の教室」
半崎小学校6年3組と鬼のような教師・阿久津真矢と闘う1年間の物語で、伊藤沙莉さんは志田未来さんを執拗にいじめる田中桃を演じました。
伊藤沙莉・子役時代出演ドラマ(12才)2006年「硫黄島戦場の郵便配達」
硫黄島にある海軍地下司令部壕で実際に撮影された硫黄島の戦いを描いたドキュメンタリードラマで、海軍少佐の市丸利之助の娘、晴子ちゃんを演じました。
伊藤沙莉・子役時代出演ドラマ(14才)2008年「スクラップティーチャー」
城東区立第八中学校は廃校の噂があり、教員も生徒も心がすさんでいて学校が廃校になることを残念に思っていました。
伊藤沙莉さんはさみしい気持ちから万引きを繰り返す大崎沙莉の役を演じますが、学校側が自分に処分を下さないことに疑問を感じます。
伊藤さいり(沙莉)はいつから芸能界に?
2003年9歳でドラマ「14か月~妻が子供に還っていく~」でデビューし、未経験ながらも印象に残る演技をして話題になりました。
2005年の「女王の教室」の撮影中には天海祐希さんに呼び出され、「大切な言葉」をかけられたことを2020年の「A Studio」出演時に明かしています。
天海から呼ばれた伊藤は“絶対怒られる”と思っていたそうですが天海から「あなたはメインで抜かれるところじゃなくても、必ずしっかり気を抜かずお芝居をしている」と指摘されたとのこと。続けて天海は伊藤に対して「当たり前かもしれないけど、それができる子は少ない」と語った上で「この先なにがあってもその気持ちを絶対に忘れないで。どこかで誰かが見ているし、絶対誰かが見つけてくれるから、そのままでいて」と言葉をかけられたと告白した。 参照:ニュース クランクイン!
女王の教室以降も数多くのドラマに出演し続け、圧倒的な演技力で視聴者をくぎ付けにしてきました。
伊藤沙莉のプロフィールと主な出演作品は?
生年月日:1994年5月4日(27歳)
出身:千葉県
血液型:A型
身長:151㎝
兄:「オズワルド」伊藤俊介
姉:史織さん(3才上)一般人
朝ドラのオーディションを数多く受けてきましたがなかなか合格せず、ようやく2017年の「ひよっこ」オーディションで米子の役を獲得しました。
2021年エランドール賞新人賞、ブルーリボン賞助演女優賞
2021年 ブレイク女優ランキング1位
2017年NHK朝ドラ「ひよっこ」
奥茨城村の米農家の長女・有村架純が演じる谷田部みね子がヒロインで、伊藤さんは米屋の米子を演じました。
実はオーディションの段階では米子の役はなく、伊藤さんを見た脚本の岡本さんが追加で作った役なんだそうです。
2017年映画「獣道」
愛衣(伊藤沙莉さん)の母が新興宗教にはまってしまい、逃げるように家を出て転々としながらも売れっ子AV女優という自分の居場所を見つける物語。
2021年「大豆田とわ子と三人の元夫」ナレーション
松たか子さん演じる大豆田とわ子さんは母を亡くし、会社を継ぐことになったが大事なメールパスワードが分からず元夫3人に連絡を取る。
伊藤さんのナレーションは「ちびまる子ちゃん」のキートン山田さんのようなポジションで、独特なナレーションでつい真似したくなるとの声が多いです。
2022年「ミステリと言う勿れ」
心理学を学ぶ大学生久能整にひょんなことから事件を手伝ってもらい共に真相を探る、伊藤さんにしては珍しくおとなしくて控えめな新人刑事の風呂光聖子を演じています。
2022年2月映画「ちょっと思い出しただけ」公開中
タクシードライバーの野原葉(伊藤沙莉)と佐伯照生(池松壮亮)はかつて恋人同士だったが、なんて事のない、でも戻れない6年間の幸せな瞬間をふと思い出す1日の物語。
伊藤さいり(沙莉)の子役時代の出演ドラマは?いつから芸能界に?まとめ
伊藤沙莉さんは2003年9歳でドラマ「14か月~妻が子供に還っていく~」で9歳とは思えない演技力で鮮烈な子役デビューをしました。
その後も「女王の教室」や「硫黄島戦場の郵便配達」や「スクラップティーチャー」など数えれないほどの作品に出演し、視聴者の記憶に残る演技をされています。
初のナレーションに挑戦した「大豆田とわ子と三人の元夫」では、「癖になりそう」「真似してしまいそう」と話題に!
現在放送中の月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」では、新人刑事役の控えめな演技が新鮮な作品ですよ!
27歳にして芸歴が18年とすでにベテランですが、これからも伊藤沙莉さんがどんな役を演じるか楽しみにしていきたいですね。