2022年9月1日から公開されている注目の映画「この子は邪悪」は第42回ポルト国際映画祭で審査員スペシャルメンションを受賞するなど、公開前から話題を呼んでいましたよね。
そんな「この子は邪悪」は誰がどんな役柄を演じてるのでしょうか。
また原作や不穏なタイトルが意味するものは一体何かも気になります。
ここでは「この子は邪悪」キャスト一覧と役柄、原作やネタバレについて紹介します。
「この子は邪悪」キャスト一覧と役柄は?
映画「この子は邪悪」の主要キャストと役柄を一覧で紹介します。
キャスト名と役名 | 役柄 |
---|---|
南沙良:窪花(くぼはな)役 | 不慮の事故で心に傷を負った主人公の少女 |
大西流星:四井純(よついじゅん)役 | 花と心を通わせる高校生 |
玉木宏:窪司朗(くぼしろう)役 | 花の父親で心理療法室の院長 |
桜井ユキ:窪繭子(くぼまゆこ)役 | 事故により5年間植物状態だった花の母親 |
南沙良さんは、モデルとして芸能活動をスタートさせ2017年にデビューし多数の映画賞で新人賞を受賞するなど注目を集める女優さんで、2022年5月現在NHK大河ドラマにも出演中で映画やテレビドラマに引っ張りだこの若手実力派の一人です。
大西流星さんは、ジャニーズの人気グループ「なにわ男子」のメンバーで兵庫県出身の20歳で、単独で映画出演するのは今回が初めてとなり、どんな演技を見せてくれるのか楽しみですね。
玉木宏さんといえば「極主夫道」での強面キャラが印象的でしたが今回はガラッと雰囲気を変え、何よりも家族を愛する父親として、優しさとどこか切ない表情を見せる役柄のようです。
花の母親役を演じる桜井ユキさんは、24歳から本格的な芸能活動を開始した女優さんですが、ドラマ「真犯人フラグ」で話題になり映画やCMなど各方面で活躍中です。
今年1月に俳優の黒羽麻璃央さんとの結婚を発表し、プライベートも順調な桜井さんにも要注目ですね。
「この子は邪悪」原作は?
映画「この子は邪悪」の原作は監督・脚本を務める片岡翔さんが2017年に制作し「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2017」の準グランプリを受賞した「ザ・ドールハウス・ファミリー」が原案です。
タイトルを「この子は邪悪」に変更しセルフリメイクする形となっていますが、片岡監督は脚本家としても「ノイズ」「1/11じゅういちぶんのいち」など多くの映画に関わっており、小説家としても活動されています。
「この子は邪悪」は監督としては長編作品3作目にあたり、日本映画界で今後が期待される監督の一人です。
「この子は邪悪」のネタバレあらすじは?
映画「この子は邪悪」はタイトルから「怖い」印象を受ける方も多いと思いますが、実際のあらすじはどうなんでしょうか。
「この子は邪悪」あらすじ
過去に家族で交通事故に遭ったことで心に深い傷をもつ主人公の窪花(くぼ はな)。
父の司朗は後遺症が残り、母繭子も植物状態、妹も顔に重度の火傷が残るほどの悲惨な事故でした。
四井純と出会って心を通わせていく花ですが、ある日突然、父の司朗が母繭子を連れ帰ってきます。
5年間植物状態だった母の元気な姿に家族は喜びますが、花には違和感が。
「この人、お母さんじゃない」・・・
というのが本作のあらすじで、やはり怖い話のようにも感じますが、監督の片岡さんは「ホラーではない」と明言しています。
原案となった映画のタイトルは「ザ・ドールハウス・ファミリー」ですし、ドール?人形?家族?と考えていくと、花が感じている違和感が何か想像できるのではないでしょうか。
「この子は邪悪」キャスト一覧と役柄は?原作やネタバレも!まとめ
9月に公開を控える映画「この子は邪悪」は、主演の南沙良さん、なにわ男子の大西流星さんなど、今が旬のキャスト陣と新鋭監督が作り出す少し変わった家族の話です。
映画のキャッチコピーには「世にも奇妙な家族の話」とあり独特の世界観を感じますが、怖い映画ではないようなのでホラーが苦手な方でも楽しめるのではないでしょうか。
原案の評価も高く、海外映画祭ですでに受賞歴があるなど、夏の終わりにぜひ見てみたい映画ですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。