1986年に公開された映画『天空の城ラピュタ』は、空に浮かぶ城”ラピュタ”発見を夢見る少年パズーと、空から降ってきた不思議な少女シータの出会いから始まる冒険物語。
この二人の主人公は、共に両親がいない境遇なのですがどうしてなのでしょうか?
またその後の二人はどうなったのかも気になります。
ここでは『天空の城ラピュタ』のパズーとシータの両親がいない理由についてや年齢、二人のその後についてご紹介いたします!
「ラピュタ」パズーとシータは何歳?父親母親がいない理由は?
パズーの年齢は13歳で、鉱山の機械工の見習いをしながら一人で暮らしていました。
家事や洗濯もこなし、日課は朝のトランペットとハトの世話までしているので、年齢から考えてもビックリしますが本当に立派ですよね。
父親は冒険家でパズーが幼いころに事故で命を落とし、母親の死因は触れられていないのでわかりませんが同じく亡くなっていて家に写真が飾られています。
両親をこんな若さで失って、10代前半の男の子にとっては辛い出来事だったでしょうね。
シータの年齢は10代前半らしいですが、おそらくパズーとそんなに変わらないぐらいの年齢ではないでしょうか。
シータも早くに家族をなくしていて、母親は病気で亡くなり、父親は不明ですが祖父母も早くに亡くしていたため、天涯孤独に一人で暮らしていたようです。
ムスカに連れ去られるまでは、両親が残してくれた家畜や畑で生計を建てて、ゴンドラの谷でひっそりと暮らしていました。
「ラピュタ」パズーとシータ、二人のその後は?
映画のエンディングでは、ラピュタ崩壊後にパズーとシータは凧に乗って去り、エンドロールで終了となっていましたが、映画公開後に発売された小説版『天空の城ラピュタ』では、その後の二人が描かれています。
小説では、その後二人はそれぞれの故郷で暮らしていて、半年後に飛行機を完成させたパズーが花束を持ってシータの元を訪れるという展開で、映画の公開後に宮崎駿監督は一枚のイラストを公開しました。
パズーもシータもまだ10代なので結婚したという話までは描かれていませんが、あれだけの冒険を共に力を合わせて乗り越えたのですから、友情や恋心以上の絆で二人は結ばれているのではないでしょうか。
「ラピュタ」パズーとシータの悲劇!小さい頃何があった?
パズーは幼いころに父親を事故で失くしていて、物語の中で父親は”詐欺師の汚名を着せられたまま亡くなった”とパズーが語っていましたが、どういうことなのでしょうか。
パズーの父親は冒険家で、嵐の中でラピュタを発見し、再びラピュタを見つけるための資金集めの最中に不慮の事故にあい、命を落としたそうです。
ラピュタの存在を信じてもらえず、周りから嘘つき呼ばわりされ、その汚名を晴らすためにもラピュタをもう一度見つけようと頑張っていたのに、事故死という悲劇に見舞われてしまったんですね。
パズーはそんな夢を追い続けていた父親が大好きで、信じていたからこそ、パズー自身もラピュタ発見を夢見ていたのではないでしょうか。
「ラピュタ」パズーとシータは何歳?二人のその後や父親母親がいない理由は?まとめ
ここでは、『天空の城ラピュタ』のパズーとシータの年齢や二人の両親について、またその後の二人についてなどをご紹介いたしました!
『天空の城ラピュタ』が公開から36年経った今でも多くのファンに愛される理由のひとつは、過酷な境遇の中でも明るく、ひたむきに前に進んでいくパズーとシータの姿に、勇気や感動をもらえるからではないでしょうか。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。