スピードスケート男子500mで北京オリンピック出場が期待されていた松井大和選手。
松井選手は今季のワールドカップで初優勝し、北京オリンピックのスピードスケート男子500m残り1枠の出場権を争っていました。
ここではそんな松井選手の大学や出身校、プロフィールやこれまでの主な成績について紹介します。
スピードスケート・松井大和の大学や出身校は?
今季、ワールドカップで初優勝を果たし、北京オリンピック出場の代表争いに現れた新星・松井大和選手は、 高校まで地元の学校で過ごし、多くのスケート選手を輩出してきた”日本大学”へ進学しました。
松井大和選手は、地元の北海道にある鹿追中学校で、スケートと夏場は野球部に所属していたそうです。
本職ではない野球でも”器用にプレーしていた”らしく、セカンドやショートを守り、2番打者を任されていたそうです。
スケートではなかなか成績が出ず、中学でやめる予定でしたが、中3になるとようやく好成績が出るようになったため、高校でも続けることを決めました。
中学卒業後、スケートの強豪校に進まず、地元の鹿追高校へ進学します。
しかし、進学した鹿追高校にはスケート部が無いため、”1人スケート部”を創設することになったんだとか。
高校にはスケートを練習する環境が整っていないため、隣町にある”芽室高校”を拠点とする「チーム芽室」というクラブチームで合同練習を行っていたそうです。
そこで指導していた方は、かつて2010年バンクーバーオリンピックで、スピードスケート男子500mにて銀メダルを獲得した長嶋圭一郎さんを指導した経験を持つ、野村昌男監督でした。
高校3年間、野村監督の指導を受けた事により、高校3年のインターハイでは、スピードスケート500mで3位に入ることができました。
そんな野村監督を「恩師」と慕っているようです。
そして松井大和選手は高校卒業後、本格的にスピードスケートに打ち込むために”日本大学”に進学し、技術が向上することでより安定感が増した松井大和選手は、ナショナルチームに入ることとなりました。スピードスケート・松井大和の主な試合成績
2016/17 | ジュニアワールドカップスピードスケート チームスプリント | 2位 |
2017 | 全日本学生スピードスケート選手権大会(スプリント) | 総合2位 |
2018 | 全日本学生 スピードスケート選手権大会(スプリント) | 総合優勝 |
2019 | 日本学生氷上競技選手権大会 500m | 2位 |
2020 | 世界大学スピードスケート選手権大会 500m | 優勝 |
2021 | ワールドカップスピードスケート ソルトレークシティー大会 500m | 優勝 |
日本大学進学し、多くの大会で好成績を残してきた松井大和選手。
2021年にはワールドカップを初優勝し、毎年安定して成績を残しています。
世界で活躍する選手となった松井大和選手は、年齢もまだまだ若く、これからも成績を残していくことに期待できそうですよね。
男子スピードスケート/松井大和の経歴
松井大和選手のこれまえに所属したクラブを振り返ってみましょう。
所属クラブ |
鹿追小学校(風の子少年団) |
鹿追中学校(十勝中体連スピードスケートクラブ) |
鹿追高校(チーム芽室) |
日本大学スケート部 |
鹿追小学校、鹿追中学校、鹿追高校と高校までは地元の学校で過ごし、大学からは、スピードスケートの名選手を多く輩出してきた日本大学に進学した松井大和選手。
高校まで地元の学校で過ごしている為、地元愛のある方なのではないかと思われます。
そんな松井大和選手は高校卒業後、日本大学に進むことにより頭角を現し、今ではオリンピック出場権獲得まであと少しのところまで来ました。
地元での生活が長い松井大和選手ですので、オリンピックに出場し、地元へ恩返ししたい気持ちもあるのではないでしょうか?
スケート松井大和の大学や出身校は?経歴や成績についても!まとめ
今季のワールドカップ、スピードスケート男子500mで初優勝をした松井大和選手。
中学の時は野球部とスケート部を兼任し、鹿追高校では1人スケート部として活動しました。
高校では野村昌男監督のもと、高3のインターハイでは3位に入り、日本大学に進学することに。
大学では数々の大会で好成績を残せるようになり、ナショナルチームにも選出されました。
まだ若い松井大和選手の今後の活躍に期待が高まります。
最後までありがとうございました。