1980年代に”フレンズ”などのヒット曲を出し、第二次バンドブームの先駆けとなった女性ボーカルのロックバンドである『レベッカ』をご存じでしょうか。
人気絶頂の1991年に突如解散し、その後は数回の再結成を経て、2015年から活動を再開しているのですが、解散の理由や現在レベッカやボーカルのNOKKOさんがどのような活動をされているのか気になりますね。
ここでは、レベッカの解散の理由や復活の理由、NOKKOさんの2022年現在について、またレベッカのヒット曲や代表曲をご紹介いたします!
レベッカの解散理由と復活した理由は?
レベッカは1984年4月にメジャーデビューし、メンバーの脱退や加入などを経て、現在はボーカルのNOKKO、キーボードの土橋、ベースの高橋、ドラムの小田原の4人のロックバンドとして活動しています。
85年にリリースしたシングル『フレンズ』の大ヒットにより、ロックバンドとして日本で初めてアルバムが130万枚のミリオンセールスを記録し、当時はまさに伝説的なバンドとして人気絶頂でした。
しかし1990年に日本武道館でワンマンライブを行って活動休止を決断、1991年2月に正式に解散となるのですがその原因や理由は何だったのでしょうか。
実はレベッカは”売れるバンド”を目指していて、その目標を達成してしまったのでバンドを継続する意味がなくなったことが解散の理由だと言われていますが、なんだか寂しいというか残念な理由ですよね。
また音楽的方向性の違いや、NOKKOさんのうつ病やパニック障害が原因ではないかという説もありますが、当時の人気や活躍ぶりから”短期間の間に全力で走り続け、燃え尽きてしまった”という感じだったのではないでしょうか。
そして解散後の1995年に、阪神淡路大震災の復興支援を目的として1度限りの再結成を行い、横浜アリーナで2日間限定のライブを開催。
1999年にはTVドラマの主題歌に『フレンズ』のリミックスバージョンが起用され、それをきっかけに翌2000年に2度目の再結成をし、シングル『神様と仲なおり/HELLO TEENAGE』もリリースします。
その後はライブも行われず、コメントもなく自然消滅のように活動はされていなかったのですが、2015年に3度目の再結成ライブを開催。
NOKKOさんは再結成を決意した理由を『封印していたレベッカの楽曲群を改めて聴いて新鮮さを感じた』からと語っていました。
nokko(ノッコ/レベッカ)の2022現在
レベッカは2015年の『第66回NHK紅白歌合戦』に初出場し、この紅白出場を最後にしばらく活動はなくなりますが、2017年4月に約28年ぶりとなる全国ツアーを開催し、同年11月に17年ぶりのシングル『恋に堕ちたら』をリリース。
2022年の今年は、東京・大阪・横浜のビルボードにてツアーを開催したり、音楽イベント『エビスジャム2022』に出演したりと精力的に活動されています。
NOKKOさんは解散後もソロシンガーとして活動されていて、1994年に発表された曲『人魚』は有名ですよね。
プライベートでは音楽プロデューサーであるGOH HOTODAさんと結婚、42歳の時に高齢出産して子育てをしながら、歌手活動も再開されました。
現在は歌手活動はもちろん、レギュラーラジオも担当されており、NOKKOさんの歌以外のトークがたっぷり聴けるなんて、ファンにとっては嬉しい限りですよね。
レベッカのヒット曲・代表曲は?
レベッカを代表する曲と言えばやはり『フレンズ』ではないでしょうか。
1985年に4枚目のシングルとして発売された曲で、「どこで~壊れたの~Ohフレンズ~」というフレーズはとても有名で一度は耳にしたことがある人も多いと思います。
この曲の大ヒットにより、レベッカは一躍人気バンドになったと言われるぐらい有名な楽曲で、1999年にリミックス版がリリースされたり、2010年にはテレビアニメのオープニング曲として中野愛子さんによってカバーもされました。
『フレンズ』に次いで代表する曲でもあるのが『ラズベリードリーム』この曲もオリコンTOP10入りの大ヒットした曲で、PVではNOKKOさんが幼少期に習っていたバレエが少し披露されています。
『ラズベリードリーム』は1986年にリリースされたシングル曲で、『REMIX REBECCA』に収録されているリミックス版も人気が高い名曲です。
この曲も聖飢魔Ⅱや声優の福原香織さんなど、多くのアーティストにカバーされました。
レベッカの解散理由と復活した理由は?nokkoの2022現在も!まとめ
ここでは、レベッカの解散理由や再結成について、また2022年現在の活動についてやレベッカの代表曲についてご紹介いたしました!
デビューからおよそ30年経つ今でも多くのファンがいるバンド『レベッカ』は間違いなく唯一無二の伝説のロックバンドではないでしょうか。
NOKKOさんの年齢を重ねても変わらない澄んだ歌声を、これからもファンに届け続けてほしいですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。