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カミラワリエワのドーピング疑惑の理由は?なぜ15才が陽性に?

昨年12月に行われたドーピング検査で陽性になったフィギュアスケートROC(ロシアオリンピック委員会)のカミラワリエワ選手15才。

2月14日、日本時間の15時頃に下されるCASの裁定次第で15日に行われるショートプログラムに出場出来るかどうかが決まります。

カミラワリエワさんはわずか15才でオリンピック初出場の選手ですが、自分から禁止薬物を服用するなんて事はありえるのでしょうか?

考えられる疑惑の理由となぜ陽性になったのかを調べていきたいと思います。

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カミラワリエワのドーピング疑惑の理由は?

追記:カミラ・ワリエワ選手のドーピング疑惑で15日以降の個人種目への出場許可が下りていませんでしたが、14日15時の発表で出場できることが決定しました。

これにより、8日の混合団体の結果は変わらず1位ROC、2位アメリカ、3位日本のままとなるところですが、オリンピック開催中に表彰式は行われない可能性が高いようです。

その理由はまだカミラ・ワリエワ選手のドーピング疑惑がはっきりとしないことのようです。

今後の手続きではっきりした場合は団体戦の金メダルもはく奪の可能性もあり、また個人種目でメダルを獲得したとしても同様のようです。

フィギュアスケート選手・カミラワリエワさんのドーピング疑惑が連日報道されていますが、ドーピング検査の検体を提出したのは昨年2021年12月25日なんです。

通常であれば1~3日で出るはずの結果が出たのは6週間後北京オリンピックが始まってからの今月8日、すでにフィギュア団団体戦が終わったあとです。

狭心症治療剤に含まれる”トリメタジジン”の成分が検出されたというのですが、北京オリンピックフィギュアスケート団体戦でROCが金メダルを獲得した翌日というのもなんだかおかしいですよね。

カミラワリエラから検出された薬物「トリメタジジン(トリメタジン)」とは

トリメタジジンとは狭心症の治療薬であり、血液をよくし、持久力を上げる効果があるようです。

トリメダジンはロシアでは処方箋なしで簡単に手に入るようですが、スポーツ選手が服用しても効果は薄く故意に服用する可能性は低いようです。

未成年者選手に禁止薬物を投じたことはコーチ陣の誤りという批判も続いている。

体操選手出身の弁護士レイチェル・デンホランダー氏は「未成年者選手は権威があるコーチが与えない限り、そのような禁止薬物を服用しない」と話した。

Yahoo!ニュース

そもそも競技で禁止薬物に指定されているものを15才が自ら入手するのは考えにくいと思っていましたが、ワリエワ選手はおじいさんが服用する薬を誤って口に入れたと証言していることが分かりました。

また検出された薬物や1種類ではなく、禁止薬物となっていない他2種類も検出され、その3種を組み合わせると「持久力を高め、疲労を軽減する」作用があるそうです。

禁止薬物に指定されていないものについては、ワリエワ選手の母親が接種したことを認めているようですが、なんだか不自然なことが多くなってきましたね。

しかもワリエワ選手から検出された検体はもうひとつあり、これからその二つ目の検体の調査に入るようですが、その結果次第で団体戦での結果・個人種目の結果も変わってくる可能性があるとのことです。

カミラワリエワ15才がなぜドーピング検査で陽性に?

カミラワリエラ選手はまだ15才の未成年者なので、責任に問われるのはコーチ陣になりますが出場の条件としては「本人とコーチ陣が禁止薬物服用の事実を認める事」と言われています。

警告処分だけを受けて出場停止懲戒は下されないだろうとの展望だ。

国際スポーツ弁護士のポール・グリーン氏は「懲戒の程度が警告にとどまるのなら、競技に出場することはできる。

Yahoo!ニュース

服用の事実を認めれば引き続き今回のオリンピックに参加できるようですが、ワリエワ選手のコーチ陣がそれを認めない可能性もあります。

追記:14日15時に発表されたワリエワ選手の個人種目への出場決定ですが、コーチ陣がどういう話をしたのかはまだ分かっていません。

ワリエワ選手は15才で「要保護者」であることが、世界反ドーピング機関の規定により考慮されたようです。

しかしワリエワ選手が個人フリーで3位以内に入った場合、メダル授与式は行わないと発表しています。

カミラワリエラのプロフィールとこれまでの成績

名前:カミラ・ワリエワ

生年月日:2006年4月26日(15)

身長:160cm

2009年3歳の時にスケートを始めスケート歴はすでに12年。

2012年両親の仕事の都合でモスクワに移り住む。

2017年ロシアノービス選手権 年少 優勝

2019年ロシアノービス選手権 年長 優勝

2019年ジュニアグランプリファイナル優勝

2020年12月ロシア国内選手権銀メダル

2020年世界ジュニアフィギュアスケート選手権優勝

2021年12月フィンランディアトロフィー(シニア)優勝

2021年GPSカナダ大会 優勝(世界最高点を獲得)

カミラワリエワのドーピング疑惑の理由は?なぜ15才が陽性に?まとめ

ドーピング検査の検体を採取したのは昨年2021年12月25日ですが、通常であれば1~3日で出るはずの結果が出たのは6週間後北京オリンピックフィギュアスケート団体戦の翌日の今月8日です。

わずか15歳のワリエワ選手が自ら服用したとは考えられず、服用が事実であるならコーチ陣が与えたのではと言われていますが、北京オリンピックで引き続き競技に参加するには、コーチ陣が服用の事実を認める必要があるようです。

真実が明らかになって明日15日のショートプログラムを心から楽しんで観戦できるといいですね。

最後までご覧いただきありがとうございまいました。

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