競輪とスキーモーグル、異なる競技を二刀流で活躍する原大智選手は、2大会連続でスキー・男子モーグルの日本代表選手に選ばれ「北京オリンピック」に出場されます。
なぜスキーモーグルだけでなく競輪にも挑戦し、二刀流で活躍するようになったのでしょうか?
競輪選手としての年俸や賞金、なぜ二刀流となったのか、原大智選手がどんな方なのか気になったので調査してみました。
原大智(はらだいち)はなぜモーグルと競輪、二刀流選手になったのか?
トップアスリートを担当しているトレーナーに競輪選手への誘いを受けたことをきっかけに、競輪の事が気になっていった原選手。
子供の頃からモーグル選手を目指していたからこそ「甘くない世界だろう」とオファーを断っていました。
しかしトレーナも諦めずオファーし続け、「お前ならいける」と誘われる度に挑戦したい気持ちに変化していったそうです。
国内でもトップレベルといえる程、モーグルで良い成績を残しているにも関わらず一度モーグルから離れ、2020年に競輪選手としてデビューし、そしてまたモーグルの世界に戻ってきました。
久しぶりにスキーブーツを履いた時は痛くて踏み切りも弱いと感じたそうですが、競輪のおかげで瞬発力が上がりモーグル1本の頃より感じが良く動けて、スキー練習の手ごたえを感じたそうです。
しかし本業は何かと聞かれると「競輪です」と答える原選手には、もう一度モーグルに戻ってきた理由がありました。
”自分にしかできない事をやらないなんて逃げだ”と感じ、一度きりの人生やらなければ後悔してしまうと競輪とモーグルの二刀流選手となったのです。
原大智の競輪選手としての年俸や賞金は?
原選手の賞金や年俸について調べてみたのですが本人の公表がなかった為、確実なことはわかりませんが、競輪選手の1開催で20万円くらいの出走手当があるようです。
この20万円は成績にかかわらず1回の競輪開催で3~4レース出場すれば手当が支給されるもので、賞金はまた別になります。
出走手当で年に500万〜600万円が保証され、さらにこの金額に賞金を加算することになると高収入を得られることができますね。
賞金も階級で違うそうですが、新人の選手でも年収は400万円程度もらえ、全体の競輪選手の平均は1300万円と言われています。
平均で1300万円なのでランクがS級だと年収2000万円~3000万円の選手もいるそうですよ!
原大智の経歴やプロフィール
名前:原 大智(はら だいち)
生年月日:1997年3月4日(24歳)
出身地:東京都渋谷区
身長:172㎝
体重:75㎏
原選手は、3歳の頃にスキーを始めて、小学6年生で本格的にモーグルを始めました。
中学生の頃には、モーグルに向き合う為に新潟県南魚沼郡にある「ナスパスキーガーデン」に下宿していたそうです。
16歳でカナダの「カナディアン・スポーツ・ビジネスアカデミー」に4年間スキー留学し、一気に実力をアップさせました。
カナダに留学した翌年からの成績は次の通りです。
2015年 全日本モーグル選手権でモーグル部門優勝
2016年 秋田県仙北市田沢湖スキー場フリースタイルワールドカップW杯モーグル男子第4位
2017年 アジア冬季競技大会デュアル・モーグル金メダル
2018年 平昌オリンピックフリースタイルスキー男子モーグル銅メダル
毎年連続で大会に出場し素晴らしい成績を残している原選手ですが、2019年に「日本競輪学校」の第117回生徒特別選抜入学試験を受験。
試験に見事合格し「日本競輪選手養成所」に在籍後2020年には競輪選手としてデビューしていますが、モーグル競技も引退せず継続されています。
2021年には競輪競技がやりたい気持ちが大きく「北京オリンピック」でモーグルは一区切りにすると公言しています。
2022年「北京オリンピック」に見事抜擢された原選手は最後の舞台でどんな結果を残すのか楽しみですね。
原大智の競輪での年俸や賞金は?なぜモーグルと二刀流に?まとめ
モーグルで活躍している時に競輪のオファーを受けた原選手は、競輪の魅力を感じモーグルから一度離れました。
しかし「やらなければ後悔してしまう」とモーグルに戻り二刀流での活動を決め、「北京オリンピック」の代表に見事内定!
競輪で鍛えた体はモーグルにも上手く活かせてているそうです。
このオリンピックが原選手最後のモーグルだと公言しているので、原選手が輝く姿が見たいですよね!
最後までご覧いただきありがとうございました。