【魔女の宅急便】は13歳のキキが葛藤しながらも一人前の魔女に成長していく様子を描いた物語で、ジブリ映画の中でもかなり人気がある映画です。
丸メガネで赤と白のボーダーの服がトレードマークの男の子「トンボ」(本名コポリ)が登場し、キキとたびたび衝突しますが、その後については映画では分からないままなんですよね。
成長した二人がその後どうなったのかとても気になるところですが、原作では2人のその後も描かれているんです。
ここでは「魔女の宅急便」トンボとキキについて、その後の将来がどうなったのかご紹介いたします。
【魔女の宅急便】キキとトンボのその後の将来は?ネタバレあり!
映画【魔女の宅急便】の原作は角野栄子さんの小説の1巻目で、映画化した後の1993~2009年に2~6巻が発行されキキとトンボのその後の様子が描かれています。
トンボを異性として意識し始めその後交際をスタートしますが、トンボはコリコの西のナルナにある学校に通い始めたため、遠距離恋愛でキキはさみしい思いをすることに。
キキはトンボとすれ違いが生じたり魔力が低下してジジとも意思疎通ができなくなったりと、多くの試練と闘いながらも成長していきます。
トンボは卒業後の21歳の春にコリコの街に戻って中学校の生物の先生になりキキと結婚!
2人の間にはニニとトトという男女の双子が生まれるんです。
【魔女の宅急便】キキとトンボの2人はどうなった?
6巻の完結編ではキキは35歳、”魔女になれるのになりたくない姉ニニ”と”魔女になれないのにあこがれる弟トト”の双子の子供がいます。
双子は性格が正反対で個性豊かなのですが、2人はキキが魔女の修業に出たのと同じ13歳になり、キキとトンボは今度は送り出す親の立場になりました。
キキの両親のように心配になりますが、自分自身も町の人に支えられて乗り越えられたのできっと大丈夫と自分に言い聞かせ、それぞれの新たな生活がスタートします。
ジブリ作品の中では魔女の宅急便が1番好きでセリフを覚える位何度も見てきた。キキがトンボを助けるシーンでいつも涙。子供が一歳過ぎた頃から一緒に何度も見るようになり、キキが親元を旅立つシーンでも涙が出るようになった。私、親になったんだなと実感。子供を送り出す将来を想像して涙止まらない
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番外編【魔女の宅急便】キキとトンボの名セリフ
ジブリ映画には心にしみるセリフが多くあり、魔女の宅急便でも胸がキュッとするような名セリフが多くあります。
キキは一人前になるために一生懸命頑張りますが上手くいかないことも多く、そんな姿に自分を重ねてしまう人も多いのではないでしょうか。
- 仕事だもん。 楽しいばかりじゃないわ。
- 落ち込んだりもしたけれど、私は元気です。
- 私もうちょっとこの町にいるわ。おソノさんのように私の事、気に入ってくれる人が他にもいるかもしれないもの。
- 前は何も考えなくても、飛べたの。
- 私修行の身なんです、魔法がなくなったらなんの取り柄もなくなっちゃう。
トンボは普段はからかったり、行き過ぎたコミュニケーションを取ってキキから嫌がられることも多いですが、素敵なことも言っていますよ。
才能をいかした仕事だろ、ステキだよ。
嵐の中配達に行って風邪を引いてしまい、町の人からも冷たくされて落ち込んでいたキキにトンボが言うセリフですが、応援してくれている気持ちが真っすぐに伝わってくる言葉ですよね。
【魔女の宅急便】キキととんぼのその後の将来は?2人はどうなった?まとめ
【魔女の宅急便】はジブリ映画の中でも特に人気のある作品ですが、原作には続きがありました。
トンボの事がキキは嫌いでしたがだんだんと打ち解けていき、原作ではトンボを異性として意識し交際に発展するんですね。
魔力が弱くなったりトンボとのすれ違いがあり多くの試練が立ちはだかりますが、コリコの街にトンボが戻ってきて教師になってから2人は結婚し双子が生まれます。
キキとトンボの将来を知った上でまた【魔女の宅急便】を観てみたいですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。