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トトロはなぜカンタには見えない?メイサツキにだけ見える理由は?[となりのトトロ]

『となりのトトロ』に登場する坊主頭が特徴的な、照れ屋でぶっきらぼう、でも心根は優しい男の子”カンタ”はジブリ作品の中でも人気のあるキャラクターのひとりですよね。

そんなカンタには、サツキとメイには見えていたトトロが見えていなかったのですが、なぜなのでしょうか。

ここでは、トトロがなぜカンタには見えず、サツキとメイには見えたのか?その理由や、ネコバスやまっくろくろすけの正体についてご紹介します!

目次

トトロはなぜカンタには見えない?メイとサツキにだけ見える理由は?

トトロと言えば「大人には見えないけど子供にだけ見える生き物」というイメージがあり『となりのトトロ』の主題歌の中でも、そういった歌詞が出てきますよね。

子供の時にだけ あなたに訪れる 不思議な出会い~♪

引用元:となりのトトロ

では、メイやサツキには見えたトトロがどうしてカンタには見えてなかったのでしょうか。

メイは4歳の幼い子供なので、物語の序盤からトトロが見えていました。

サツキとカンタは12歳で、ちょうど思春期にあたり子供から大人へ成長している段階なので、半分は大人で完全に子供とは言えない年齢でもあります。

なので実際サツキにもはじめはトトロが見えていなかったり、カンタや同級生たちも知らない様子だったことから、12歳は本来ならトトロが見えない年齢なのでしょう。

でも、サツキはメイをおんぶして雨の中でバスを待っていたバス停のシーン以降は、トトロが見えるようになりましたよね。

この理由についても、主題歌『となりのトトロ』の歌詞にヒントがあるのではないでしょうか。

雨降り バス停

ズブヌレ オバケがいたら

あなたの雨ガサ さしてあげましょう

森へのパスポート

魔法の扉 あきます~♪

引用元:となりのトトロ

サツキはバス停で、雨でずぶ濡れのトトロに、傘を貸してあげたことで魔法の扉が開き、それ以降はトトロや不思議な生き物が見えるようになったのではないでしょうか。

ちなみに、『となりのトトロ』の主題歌は、宮崎駿監督が作詞されています。

カンタにはネコバスも見えない!ネコバスの正体は?

『となりのトトロ』にはトトロの他にも不思議な生き物が出てきますが、サツキがメイを探しているときに登場した”ネコバス”も印象的で正体が気になりますよね。

ネコバスは、トトロよりも数倍大きな体をしていて足は12本、水上や電線の上など人間では通れない場所を颯爽と駆け巡っていましたが、その正体は化け猫がバスに化けた姿なのです。

昔はカゴに化けていたようですが、バスを気に入ったことからバスに化けるようになったと、宮崎駿監督が語られていました。

目がヘッドライトのように輝き、マーカーランプとして額の両側にネズミがいて、座席は内側まで毛皮に覆われて柔らかそうで、一度は「乗ってみたい!」と思った方も多いのではないでしょうか。

まっくろくろすけの正体、”すすわたり”ってなに?

https://twitter.com/heyouno1/status/1294033930610331648

トトロに登場する可愛いキャラクターと言えば、”まっくろくろすけ”という小さくて真っ黒な生き物で『千と千尋の神隠し』にも登場したり、「まっくろくろすけ~でておいで~♪」というフレーズでも有名ですよね。

まっくろくろすけは、長らく人の住んでいない家に群れを成して住み着く「すすわたり」と呼ばれる存在で、空き家を管理していたおばあちゃんによると、妖怪のようなおそろしいものではなく、ニコニコしていれば悪さもしないそうです。

すすわたりが住み着くと、煤(すす)と埃(ほこり)まみれにしてしまうので、2階にあがったサツキとメイの手足は真っ黒になっていましたよね。

人のいない所を好み人間との共同生活は望んでいないようで、おばあちゃんがいつの間にかいなくなると言っていたように、その日の夜にはまっくろくろすけの群れは空に飛び立って行きました。

トトロはなぜカンタには見えない?ネコバスの正体やメイサツキにだけ見える理由は?まとめ

ここでは、トトロがメイやサツキには見えてカンタには見えなかった理由や、ネコバスの正体やまっくろくろすけについてご紹介いたしました!

スタジオジブリの作品には可愛いけど謎多きキャラクターがよく登場しますが、それによって心が和んだり驚いたり、登場するだけでジブリ作品を際立たせてくれる重要な存在なのではないでしょうか。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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